タジキスタン南部(紀元前1世紀〜紀元後1世紀) - 象牙板,バクトリア人の狩猟場面

象牙彫刻.21.3×6.2 二人の騎馬の猟師が弓を射ている.数頭の山羊が殺され,野ウサギやキツネが猟師から隠れようとしている.板全体の地は走りまた殺された獣でいっぱいである.板の中央には二本の矢で傷ついた雌獅子が描かれている.雌獅子は傍にいる二頭の子どもを救おうと,猟師に飛びかかろうと身構えている.全体の構成としては,たいへん動的である.紀元前後
Лит.: Литвинский - Пичикян 1980, с. 128 - 129; Литвинский - Пичикян 1981б, с. 143; ЮТ 107, с. 29.

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