世界大相図



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●概要

023.1-358-1
130.0×56.5cm
存統著 文政4年(1821)

 須弥山を中心とする宇宙模型図。この種のものは、中国・チベット・東南アジアの各地で描かれ、我が国でも盛んに作られた。龍谷大学所蔵のものは、文政4年(1821)の作で存統の筆による木版画に手彩色がなされたものである。中央の青と赤に塗られた山岳が須弥山で、その右下に海に囲まれた南閻浮洲が描かれ、その下は八熱地獄層をなしている。


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