西州天山縣到来文書
MS03476







●概要

ミイラ附帯文書、裏に絹糸(平織)。
イネ科植物表皮付着。一種のワラ紙と思われる。
7×30cm


●分析結果

(a)    (b)

 MS03476はミイラにかぶせれていた紙として、これまでも何回も展示されている。用紙は唐時代の麻紙を基本としているが(a) 、一部にイネ科植物遺物が付着し、純粋な麻紙かどうかさらに分析する必要がある。また裏に張り付けられている赤色の布は、精巧な平織りの絹布である(b) 。今後、繊維の計測、色彩の分析などを行い、唐時代の織物、染色技術の解明が待たれる資料である。


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